
自立するとは精神的に大人になるということです。
言葉を替えれば、精神的に自立している人のことを大人といいます。
それでは大人とは何でしょうか。
赤ちゃんはまだ自分のことすら思うことが出来ません。
それが幼児になると、自分のことだけは思うようになり、やがて成長するにしたがって、家族のこと、友達のこと、クラス、学校、会社、社会、国、世界と、より自分以外のものに対して思う、つまり、思いやれるようになります。
大人とは、より自分以外のものに対して、どれだけ広く思いやりの気持ちを持てるかということです。
だから、自分のことしか思わないような人は、たとえしっかりしているように見えても、自立しているとはいえません。
また家族や身内の人のことしか思わない人も、真に自立しているとはいいません。
しかし、それ以前にまず自分のことをしっかりと思わない人も、自立しているとはいえません。
自分をおろそかにして、周りにばかり意識を向けている人を、お人好しといいます。
子供の頃、私たちは親に育てられて大きくなりました。
自立心を持つとは、今度は自らの力で、自らを育て、精神的に養い、完成させようとする心を持つことです。
そして、この反対が依存心です。
それでは、あなたはまずどれだけ自分のことを思い、愛していますか。
つまり、どれだけ自分の幸せを求めて、そのことを真剣に思い、行動していますか。
そして、その上でどれだけ家族や友人、社会、国のことを思い、行動していますか。
それが、あなたが今、どれだけ精神的に自立しているかどうかのものさしです。